サイバー・バズの実例に学ぶ「集中投資」のリスクと対処法
突然の悪材料判明で保有銘柄の株価が急落! そんな事態を避けるために“負けない投資家”が心がけていることとは?(写真:NOBU/PIXTA)
5月8日、サイバー・バズ(7069)が2024年9月期の第2四半期累計(2023年10月~2024年3月)決算発表と同時に、多額の売掛金が回収不能もしくは遅延するのに伴う貸倒引当金を計上したことにより、純資産の9割が毀損するほどの大きな損失となることが発表されました。 これを受けて、翌9日の同社株はストップ安比例配分に。10日も大幅に株価が下落し、まさに突然の悪材料出現によって急落に見舞われました。 筆者も投資対象としていた銘柄であり、非常に驚きましたが、幸い、この発表があったときはサイバー・バズ株を数日前に売却済みだったため、難を逃れることができました(なぜ筆者が売却済みだったかは後ほど説明します)。
本文:2,547文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
足立 武志