習志野市消防出初め式開催へ 消防車両を使った団員による訓練披露も
習志野市消防出初め式が1月12日、習志野市役所駐車場と習志野市消防訓練センターで開催される。(習志野経済新聞) 【写真】以前の出初式の際のはしご車 同出初め式は習志野市制施行70周年の事業一環。始めに消防関係者を中心とした表彰式を含む式典を行い、その後、消防車両の行進、各種消防車両による訓練披露を予定する。 式典の表彰式は千葉県知事表彰、千葉県消防協会長表彰、千葉県防災危機管理部長表彰、千葉県消防協会千葉支部長表彰、習志野市長表彰、習志野市消防団長表彰で、それぞれ功労賞、精勤賞、感謝状などを贈る。車両行進は、消防車による車両行進に加え、制服や隊服姿の消防団員が旗を持ち、規律にのっとった分列行進も行う予定。 昨年は訓練棟のお披露目がメインだったが、今年は訓練をメインに行う。先端屈折式はしご車によるビル上層階へのアプローチや消防隊員による放水訓練などを、2023年11月に完成した習志野市消防訓練センターで行う。同センターは団地やマンションが数多く立ち並ぶ同市の特徴を踏まえ、高所での屋内放水や搬送救出など、より実践的な訓練を想定して建てたもの。 消防車両の展示、子どもの防火服着用体験、はしご車乗車体験や新しいデザインの救急車の展示もある。はしご車乗車体験は、市民受付テントで配布する「消防出初め式資料」の中に15組限定で当たり券が入っており、当たった家族のみ体験できる。 習志野市消防本部消防総務課の担当者は「年に一度の出初め式。普段市民の生活を支える消防団員の働く姿を間近に見に来て、身近に感じてほしい」と来場を呼びかける。 開催時間は10時~12時。雨天の場合は関係者のみで開催。
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