中日再建へ「昇竜」託された井上一樹さん、母校OBらが「鹿児島一樹会」発足 年明けに本人招き激励会開催へ
鹿児島商高出身で、プロ野球の中日監督に就任した井上一樹さんを応援するため、同校OBらが「鹿児島一樹会」を発足した。来年1月18日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルで本人を招き激励会を開く。 【写真】〈高校時代は投手だった〉夏の高校野球鹿児島県予選決勝で力投する鹿児島商高時代の井上一樹さん=1989年7月、県立鴨池球場
井上さんは県出身者初のプロ野球1軍監督。激励会は事前に申し込めば誰でも参加できる。鹿商OB会や同ホテルのホームページにある申込書に必要事項を記入し、12月25日までにファクス=099(255)0186=で申し込む。先着400人。会費は1万円。 問い合わせは同ホテル予約センター=099(253)2024。 ◇ 井上監督は1971年生まれ。陵南中(霧島市)から鹿商高に進学し、投手兼外野手として甲子園を経験。89年ドラフト2位で中日入りし、投手から野手へ転向した。 リーグ優勝した99年、2004年、選手会長を務めた06年は100試合以上に出場して貢献した。プロ20年間で1215試合(3427打席)に出場。通算成績は打率2割7分5厘、79本塁打、349打点。 中日一筋で09年に引退。その後は中日で1度目の2軍監督や阪神でヘッドコーチなどを歴任した。今季は11年ぶりに中日に復帰。2年連続最下位だった2軍をウエスタン・リーグの2位に押し上げた。
南日本新聞 | 鹿児島