大阪環状線運転見合わせ 午前中再開の見込み立たず
大阪環状線運転見合わせ 午前中再開の見込み立たず THE PAGE大阪
18日の近畿地方は、台風11号の影響による激しい雨により、交通機関などで様々な影響を及ぼしている。JR大阪環状線も始発から運転を見合わせており、駅改札前で利用客から「環状線がストップ?ウソや~ん」「まじで~」といった驚きの声が多数聞かれた。3連休初日であることから影響が大きいとみられる。
JR西日本によると、同日早朝に大阪環状線などで線路内が相当量の雨水を吸い込むなどしたため、運転見合わせを発表した。「雨がやんだあとも吸い込んだ雨水が引くのを待つことになります。このため、運転を見合わせている線区については、午前中の運転再開の見込みは立っていません」と説明している。 大阪市天王寺区のJR寺田町駅では、朝から多くの乗客が駅へ来て「運転見合わせ」を知る光景が多く見られ、驚きの声をあげる人も多かった。きょうから旅行に出かける予定だったという近くに住む70代の女性らは「まさか環状線が全部とまってるとは。けど、それだけ台風の雨がすごかったということやね。安全のためしっかりと線路をみてほしい。みてる方、ご苦労様です」などと話し、別の路線を探しタクシーに乗っていった。 同日午前8時現在、JR各路線で運転見合わせや一部運転を再開している場所もあるが、列車の本数が少なくなっており遅れも出ている。 一方、JR以外の鉄道運行状況は、阪急の京都・神戸両本線などで一部遅れが出ているが、そのほかの私鉄各線では平常通り運行している。 ・近畿の運行情報