【エリザベス女王杯】レガレイラの木村師「よりよい状態に日々、半歩、1歩進めるように…」
エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、10日=京都)に向けた共同会見が6日、東西トレセンで行われた。ローズS5着から巻き返しを狙うのが3歳馬のレガレイラ(木村)。同馬を管理する木村哲也調教師(51)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。 -追い切りの狙い 実戦を想定して、元気よくスタートを出て行って、しっかり折り合っているかどうか、直線しっかり頑張っているかを確認したかった。 -実際の評価は トラブルないなと思って、ほっとしています。 -前走を振り返って 人気をしていたので、着順的にはちょっとファンの皆さまをがっかりさせてしまった。そこは申し訳ない気持ち。馬自体は最後に脚を使っていたので、頑張ってくれたなと思っています。 -秋華賞ではなく、エリザベス女王杯へ いろんな馬の適性を見たり、秋華賞は強い馬が1頭いたのでちょっとかわいそうかなとか思ったり、レガレイラとしても広いコースの方がいいのかなと思って、それで選ばせてもらいました。 -長所は デビュー戦から変わらず、いつもいい脚を使ってくれて、レースでも調教でも頑張ってくれている素晴らしい馬だと思っています。 -初の京都 毎回初めてのところを使っているので。中山でG1を勝った時も初めてだったし。いつもそういう意味では、慎重によりよい状態で出せるように丁寧にやってます。 -輸送も問題ない それはやってみないと分からないですが、前走も中京を使わせてもらっているので、長い時間、馬運車に乗ったりする経験もありますので。その経験は大きいと思います。 -古馬との対戦 難しいと思います。お姉さん達と一緒に戦っていくというのは非常に厳しいことでもあるので。簡単なことではない。 -勝利のためのポイント 相手に合わせて、調教、管理している訳でないので。自分の管理馬のレガレイラを少しでもよりよい状態に日々、半歩、1歩進めるようにやっていくのみですね。 -ファンに向けて 注目度の高い中で、レースに参加させていただいている。今年に限ってはレガレイラを応援してくださるファンの皆さまの期待に必ずしも応えきれていないのは十二分に分かっているので、そういうのも踏まえて、責任を背負って日曜までにしっかり、少しでもよりよい状態に導けるように取り組んでいきたいです。