チェルシーFWムドリクから禁止物質検出…クラブ・本人が緊急声明、暫定で4年間出場停止処分の可能性も
チェルシーは17日、ウクライナ代表のFWミハイロ・ムドリクがドーピングに関する定期尿検査で陽性反応が出たとして、イングランドサッカー協会(FA)の聴取を受けていることが確認されたと発表した。イギリス『スカイ』によると、暫定的に最大4年間の出場停止処分を受ける可能性があるという。 【写真】「可愛すぎ」「佐々木大樹のモノマネ?」乃木坂46五百城茉央さんがオフショット公開 ムドリクは今季、プレミアリーグ7試合に出場。12月1日のプレミアリーグ第13節アストン・ビラ戦にベンチ入りした後、直近の公式戦4試合は体調不良のためメンバーを外れていた。 チェルシーは同日、緊急声明を発表し、ムドリクの現状を公表。「クラブとミハイロは協会の検査プログラムに全面的に応じており、全ての選手は定期的に検査を受けている」とした上で「ミハイロは禁止物質を故意に使用したことは一度もないと断言している」と説明した。 また「今後は関係当局と協力し、不利な結果を引き起こした原因を突き止めていく」と積極的な対応を約束し、「クラブとしてはこれ以上のことはコメントしない」とすでにクラブの調査の手を離れていることを示唆している。 ムドリクも同日、自身の公式インスタグラム(@mmudryk10)で「僕が協会に提供した検体に禁止物質が含まれていたという通告を受けたことを確認している」と公表した。 突然のドーピング疑惑に「故意に禁止物質を使ったことも、規則を破ったこともないため、ひどくショックを受けている。なぜこのようなことが起きたのかを調査するため、チームと緊密に協力している」と無実を主張し、「何も悪いことはしていないし、すぐにピッチに戻れるという希望を持ち続けている。守秘義務のため今はこれ以上話すことはできないが、できるだけ早く話したい」と伝えた。