7年ぶり出現なるか 諏訪湖で御神渡りの観察始まる【長野】
長野朝日放送
冬の厳しい寒さで湖面が凍ってせり上がる諏訪湖の「御神渡り」の観察が、今年も始まりました。 毎年、御神渡りの観察をしているのは八剣神社の宮司や氏子総代です。 現地の観測でけさの気温はマイナス6.8℃、岸から近い湖面には厚さおよそ4ミリの氷が張っていました。 御神渡りは湖面の氷が筋状にせりあがる自然現象で、600年以上前から記録が残されています。 ただ、2018年を最後に出現していません。 ■八剣神社 宮坂清宮司「開始早々に透明な氷が見られたということは大変うれしい、ありがたい兆候かなと思う」 けさは上田市菅平でマイナス19.7℃を観測するなど県内30の観測地点のうち16地点で今シーズン一番の寒さとなりました。