話題作が目白押し

　米パラマウントが、1978年製作の名作コメディ映画「天国から来たチャンピオン」の再映画化企画を、「トップガン　マーヴェリック」のグレン・パウエル主演で開発していることがわかった。 　ハリー・セガールの「Heaven Can Wait」をウォーレン・ベイティが共同監督・共同脚本・主演を務めた1978年版は、天国の案内人のミスで早死にしてしまったアメフト選手の魂が、殺されたばかりの実業家の体に宿されたことから起こる騒動を描いた。ゴールデングローブ賞のコメディ／ミュージカル部門で最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞した。 　再映画化では、スティーブン・ソダーバーグ監督の「トラフィック」でアカデミー脚本賞を受賞したスティーブン・ギャガンが脚本を手掛ける。米ハリウッド・レポーターによれば、主人公はアメフト選手ではないようだ。 　「トップガン　マーヴェリック」に続き、シドニー・スウィニーと共演したロマンティックコメディ「恋するプリテンダー」が大ヒット。リチャード・リンクレイター監督と再タッグを組んだ主演作「ヒット・マン（原題）」、（リンクレイター＆パウエル共同脚本）や大ヒットディザスター映画の続編「ツイスターズ」など話題作の出演が相次いでいる。今後も、J・J・エイブラムス監督のオリジナルサスペンス映画「Acorns（原題）」や、スティーブン・キング原作、エドガー・ライト監督の「バトルランナー」リメイクなど、人気監督の新作にキャスティングされている。