「写真をSNSに流すぞ…」事例も “カスハラ”対策で職員の名札は名字のみに 熊本市
熊本朝日放送
「カスハラ」対策として、熊本市は16日から職員の名札の記載を名字のみに変更しています。 熊本市人事課長 「職員が安心して働くことができるような環境になればと思いまして、今回、名札の見直しに取り組んだところです」 市役所の窓口などでの利用者による著しい迷惑行為=「カスハラ」への対策として、職員の名札は、16日から顔写真やフルネームの記載はなく名字のみとなっています。 社会問題化している「カスハラ」。熊本市の調査で、23年度、職員が対応した件数は延べ4352件、対応時間にすると1万4390時間にのぼることなどが明らかになっています。 熊本市人事課長 「職員証の写真を撮られてSNSに流すぞと市民の方から言われたという事例がありました」 熊本市は来年2月ごろ対応マニュアルを作成し対策を強化する考えです。