【陸上】大迫傑がSGCとゴールドスポンサー契約 純金の契約書と新ユニフォーム披露「ゴールドにあこがれがある」
パリ五輪男子マラソン代表の大迫傑(ナイキ)が2日、横浜市内で金製品の製造などを行う「SGC」とゴールドスポンサー契約を結び、新ユニフォームを発表した。サインした純金の契約書を手に「(ゴールドは)一番目標にしているもの。僕にとってゴールドは特別なものであることは変わらないと思います」と語った。 大迫傑は13位「最後まであきらめずに走り抜けた」3年間「妥協なくやってこられた」/パリ五輪 2大会連続でマラソンに出場したパリ五輪は13位だった大迫。今年で33歳となったが、4年後ロサンゼルス五輪を目指す意向を示しており「マラソンでいうと、成熟期は30代序盤か中盤。最近は特に伸びているので、ここからが勝負だと気を引き締めて頑張らないといけない」と強調する。 今後は練習拠点を米国・フラッグスタッフからコロラド州へと移す計画。「自分自身が集中できる環境であることは間違いないですし、いろんな選手が来やすいと思うので」とし、まだ決まってはいないが「いかにして後輩たちに伝えていくか、という意味でサポートできたらいいと思います」と話した。 今後は12月のホノルルマラソンに練習の一環での出場を予定する。来年9月に東京で開かれる世界選手権への意欲を問われると、「選考方法を分かっていなくて」と周囲を笑わせる場面も。「自国開催なのでそういう気持ちもありますけど。長い目で見てトレーニングしていかないといけないと思います」と明言は避けた。 イベントでは新たなユニフォームも披露し、「僕自身ゴールドに対してあこがれがある。マラソンはまだ1回も優勝したことがなくて、金メダルを取りたいという気持ちは改めて感じますね」と意欲を語った。
月陸編集部