【日本ハム】侍ジャパン北山亘基増額査定でサイン オフは山本由伸と合同自主トレへ
日本ハム北山亘基投手(25)が6日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸3300万円から「少し上げていただきました」と増額提示を受け「納得いく形で」サインした。今季は14試合に登板し、5勝1敗(勝率8割3分3厘)1ホールド、防御率2・31。11月には侍ジャパンに初選出され、プレミア12にも出場。国際舞台を経験し「球場とか、気候とか、日程とか環境が不安定な部分があったりする中、そういうところに身を置いて、対応力が身についた。今後のキャリアにとって、とても糧になる。来季はひと回り成長して帰ってきたい」と振り返った。 6月に左足第3中趾(し)の疲労骨折で離脱も、8月24日ソフトバンク戦で復帰初勝利。リーグ終盤、CSでも先発陣の一角としてチームを支え、2位進出に尽力した。来季に向け「日本一に向け、そのど真ん中に立って、引っ張って行きたい」と意気込んだ。 オフはドジャースの山本由伸と初めて合同自主トレと行う。「シーズン中からも疲労の取り方など連絡を取らせていただき、今後につながるアドバイスをいただけた」。今季もフォームの面で手本にしていた“アニキ”と汗を流しながら「来季は26年のWBCに選考にもつながる。そういうところにも選ばれるように頑張りたい」と意気込んだ。 昇給分は「体のケアのところが選手として明確になってきているので、そこにしっかり投資したい。ケガで離脱した分、来季は通年しっかり投げられるようにしたい」とイメージした。