カイトを救ったのはサウジアラビアの若き大型FW ベルギーでアンデルレヒト相手に2ゴール挙げた男はブレイクできるか
サウジアラビア代表デビューも果たした逸材
リヴァプールなどで活躍した元オランダ代表FWディルク・カイトが指揮するベルギー1部のベールスホット。今季は開幕から10試合で白星ゼロと大苦戦だったのだが、そのチームに初勝利をもたらしたのはサウジアラビアの若き大型アタッカーだった。 今夏にアル・イテハドからベールスホットにレンタル移籍した20歳のFWマルアン・アル・サハフィだ。188cmのサイズがあり、ウイングからセンターフォワードまでをこなす。 ベールスホットでは早い段階から出番を確保しており、19日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第11節のアンデルレヒト戦には先発フル出場。そこで2ゴールを挙げ、チームを2-1の勝利に導いたのだ。 まだベールスホットは最下位に沈んでいるが、アンデルレヒト相手に大きな1勝だ。アル・サハフィは今年6月にサウジアラビア代表デビューも果たしていて、サウジアラビアサッカー界にとっては貴重な海外組となる。 母国のアル・イテハドでは目立った成績を残せていなかったが、ベルギー1部で結果を出せるか。188cmとスケールの大きい選手だけに、今後が楽しみだ。
構成/ザ・ワールド編集部