藤ヶ谷太輔、写真加工は逆の方がいいと提案「加点式にしてもらわないと…」
藤ヶ谷太輔が28日、都内で行われた映画『傲慢と善良』の公開記念舞台あいさつに登壇し、SNSで普及している、画像加工についての自論や恋愛論を語った。この日は、奈緒、萩原健太郎監督も来場した。 本作は、辻村深月の小説「傲慢と善良」を実写化したミステリーロマンス。婚約者・真実（奈緒）が失踪し、その行方を追う主人公・架（藤ヶ谷）が、彼女の驚くべき過去とうそを知る。
以前から原作の大ファンだという藤ヶ谷は、昨日ついに映画の公開を迎え「うれしい気持ちでいっぱいですし、自分の宝物をみなさんにお渡しするような気持ちです」と心境を明かし、「ソワソワして待ちきれなくて、昨日の夜、マネージャーと二人で観に行ったんですよ。いい映画でした」と自信を見せる。さらに「目立たないように端っこの席で観たので（観客の）リアクションはわからなかったんですけど、男性一人、年配の女性二人など、幅広い方々が来てくださっていて、幅広く愛される映画になったらいいなと強く思いました」と期待を込めた。
この日は作品のタイトルにちなみ、「マッチングアプリやSNSの写真を加工するのは、傲慢と善良どっち？」というトークテーマが与えられると、藤ヶ谷は「顔をキューッと（加工で小さく）してさ、実際会うとドンッと（大きく）なっているんでしょ？ 逆の方がよくない？ （加工で）ちょっと大きくしておいて、実際会うと小顔の方がよくない？」と自論。萩原監督が「それだと、そもそも会ってもらえる確率が下がるんじゃない？」と疑問を呈するも、藤ヶ谷は「俺ならちょっと大きくする」と考えを変えなかった。
奈緒は「（どんな顔でも）相手が好きでいてくれる確信があれば会います」とコメント。一方で、「いい印象を持ってほしいというのは善良な心」とも語る。藤ヶ谷は「長く（一緒に）いたら、『出会った頃はきれいにしていた』とか言うでしょ？ だから、寝癖とか（があったり、写真の顔が）大きめな方がいい。それで、『あっ、この人良い』と言ってもらった方が本当（の愛）に近いというか……。加点式にしてもらわないと上手くいかないですよ。やっぱり」としみじみと話し、会場の笑いを誘っていた。（錦怜那）
