【阪神】猛虎打線復活で連敗ストップ 6月平均1・9得点→5得点 先発・西勇輝が23年9月以来の完封
◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス0―5阪神(13日・京セラドーム大阪) 猛虎打線がよみがえった。6月は10戦平均1・9得点と苦しんだ打線。0―0で迎えた4回1死二、三塁、梅野の遊ゴロの間に三塁走者・原口が生還。捕手のタッチをかいくぐる“神生還”で23イニングぶりの得点をもぎとった。 さらに1死一、三塁から木浪が右翼線を破る適時二塁打。続く森下が左越え2点二塁打を放ち、追加点だ。5月16日・中日戦(バンテリンD)の4回以来となる1イニング4得点を挙げた。 7回2死では原口が左翼席へ飛び込むソロ。2回1死の第1打席では左翼ポール際の飛球がファール判定となっていた。“幻の一発”の悔しさをその日中に晴らし切った。 先発・西勇は23年9月12日・巨人戦(甲子園)以来の完封で3勝目。初回こそ無死一、二塁を招いたが、後続をシャットアウト。2回以降は本来の安定した投球を取り戻した。6回無死二塁でも、古巣のチャンステーマが流れる中、無失点に抑えた。
報知新聞社