二宮和也、日曜劇場『ブラックペアン』に再び!前作と一転、渡海征司郎ではなく悪魔的天才外科医・天城雪彦役に
シーズン1では研修医であり、渡海の助手として奔走した世良。シーズン2では、様々な場所で経験を積み、東城大へ心臓血管外科医として戻ってきた。渡海を目指し、さらなる高みを目指し続けている。そんな成長した世良の前に、渡海と瓜二つの天城が現れる・・・。 新人看護師だった美和も、手術室看護師として成長を遂げている。新人の頃から助け合っていた世良とは親しいながらも関係性の変化はないようだが・・・。 手術用医療機器「スナイプ」を導入するなど、最先端医療を持ち込むことで渡海と対立関係にあった高階。東城大に来て6年。「スナイプ」の症例を増やし、自分独自のやり方で上を目指し続けている。世界的に有名な佐伯式手術の生みの親である佐伯。6年経ち、東城大の病院長に就任したが、変わらず執刀医としてオペも行っている。日本の研究医療の頂点である日本医学会の会長の座を狙っており、心臓外科に特化した東城大の専門病院の開設を計画。天城を東城大に呼び寄せて・・・。 渡海が東城大を去って6年。一人前の外科医として歩み始めた世良、病院長になり新たな計画を目論む佐伯、そして世界的天才外科医の天城がもたらすのは、吉か凶か。それぞれが持つ医療という名の欲望がうごめいていく。前作の興奮とスケールを凌ぐ、「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントだ。
<二宮和也コメント>――6年ぶりに『ブラックペアン』が戻ってきます。 昨年の夏頃にお話があり、「同じキャストが集まれるなら」という話をしていました。出演者がまるっきり変わってしまう続編だと、前作を楽しんでくれた人が楽しめなくなると思いましたし、僕もさすがに誰もいないと寂しいので。その後すぐに制作が決まって、ふたを開けてみたらみんなは同じ役なのに僕だけ違う役っていう(笑)。なので、続編ですが新鮮さがすごくありますね。シーズン2の追加キャストという気分で皆さんのことを見ています(笑)。ですがそういう中で作品としての統一感は必要なので、話し合いながら進めています。 ――続編でありながら前回と違う役 “天城雪彦”を演じられますが、役柄について教えてください。 前作の渡海先生とは違い、もう少しライトというかポップな感じになっていくのかなと思います。髪の毛の色もそうですしね。シーズン2から登場するキャラクターなので、もはや僕はシーズン2から出る人みたいなものです(笑)。 ――原作を含め『ブラックペアン』シリーズの魅力とは? 僕にとっての一番の魅力は、原作者の海堂尊先生がすごく優しいところ。作品もすばらしいですが、先生のお人柄が僕はとても好きですね。だからずっと続けていけるし、先生がドラマをご覧になったときに楽しんでもらえる作品にしたいなと思っています。 ――前回の出演メンバーも再集結しました。久々に集まられていかがですか? ほとんどの方がこの6年の間に別の現場や食事などでもご一緒していますし、お互いに何をしてきたかもわかっています。そういう中でこうして続編でまた集まれるというのはうれしいですね。撮影自体は緊張感があってハードですが、現場でオフのときは楽しくいたいとみんな思っていると思うので、今回も仲良く過ごせると思います。 ――視聴者にメッセージをお願いします。 6年ぶりに『ブラックペアン』がシーズン2として戻ってきます。前作を超えるようなハラハラ・ドキドキもそうですが、前作から続いているストーリーもありますので、前作を見た方もそうでない方も楽しんでいただけると思っています。今はU-NEXTでも前作が配信されているので、ご覧いただくと登場人物の成長などもわかり、『ブラックペアン』シリーズの世界をより濃く楽しめると思います。お時間のあるときに、併せてご覧いただけるとうれしいです!