鳥越粉が配当方針変更、26年12月期まで配当性向100%目標に
Shinichi Uchida [東京 16日 ロイター] - 鳥越製粉は16日、株主還元の方針を変更し、2024年12月期から26年12月期まで配当性向100%を目標にすると発表した。従来は40%だった。24年12月期の配当は具体的な金額の算定後、公表する。27年12月期以降に関しては、次期中期経営計画で改めて検討する予定。 企業価値向上に向けた成長投資の財源を確保しつつ、従来以上に積極的な還元を行うことで資本効率の悪化を抑制していく。 併せて3年以上継続保有の株主を対象とする新たな優待制度も発表した。 6月末の半期報告書では、香港アクティビスト系列のリム・ジャパン・イベント・マスター・ファンドが大株主として2.7%の株式を保有していた。