ロッタン、計量パスできず（c）ONE

6月8日(土)タイ・バンコクで開催される『ONE 167』の計量が6日（木）に行われ、ONEフライ級（135ポンド＝61.2kg）キックボクシング戦に挑むロッタン・ジットムアンノン（タイ）が3.5ポンドオーバー（1.4キロオーバー）で計量失敗。ハイドレーションテストも失敗した。対するデニス・ピューリック（カナダ/ボスニア）は計量とハイドレーション共にパス、この対戦はキャッチウエイト戦になると予想される。 　今回ロッタンは脱力しているせいもあるかもしれないが、ややお腹まわりがぽっちゃりして見えた。 【フォト＆動画】ややぽっちゃり！？ロッタンが1.4kgオーバーのボディ、相手はマッスルボディ 　ロッタンは今年1月に武尊と対戦予定だったが左手を負傷し欠場。今回は怪我からの復帰戦として注目されていた。ロッタンはピューリック陣営とキャッチウエイトの実現を交渉するが、ONEの公式Xでは「ピューリックとのキャッチウェイトコンテストを交渉する前に、ハイドレーションのサンプルの提出が必要」とあり、ハイドレーションのパスは必須のようだ。 　ハイドレーションとは、尿中の尿比重（水分の割合）を測るテスト。尿比重屈折計を使い、選手の体水分状態が基準内（尿比重1.0250以下）かどうかを確認する。選手の健康を気遣い、水抜きでの減量を禁止していることから導入されている。 　　ロッタンは昨年1月にも計量を失敗し136.5ポンド（61.9kg）のキャッチウエイトで試合が実施されている。果たして今回もキャッチウエイト戦、実現なるか。