【阪神】サヨナラ負けで今季ワースト4連敗&3位転落 勝利目前でゲラ背信、最後は押し出し…
◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ5×―4阪神(31日・ZOZOマリン) 阪神が今季初の4連敗を喫し、4月19日以来の3位に転落した。今季2度目のサヨナラ負け。延長10回に登板した漆原が2死から崩れた。友杉に左前打。二盗を決められた後、和田の四球、岡の左前打で満塁を迎え、小川に押し出し四球を与えて決着した。交流戦の初勝利は遠く、18年以来の3連敗スタートとなった。 1点リードの9回に登板したゲラが最大の誤算だ。先頭の友杉の中前打と和田の犠打で1死二塁とされ、代打・ソトの四球で一、二塁。さらに小川にも四球を与えて満塁を招くと、高部に同点の左犠飛を許した。26日の巨人戦(甲子園)に続き、2試合連続失点。5回から島本、石井、桐敷、岩崎が無失点リレーでつないできたが、助っ人がまたもセーブに失敗した。 前川の大活躍で勝利は目前だった。3年目の若虎は6回にプロ1号となる同点2ランを放ち、7回に勝ち越し打。文句なしのヒーローになるはずだったが、幻と消えた。先発の青柳は4回8安打3失点(自責2)。17日のヤクルト戦から出場選手登録抹消を経て迎えたマウンドも不安な投球内容となった。
報知新聞社