相楽伊織のバスケ大好記2024‐25シーズン①「今季の行方が気になるSR渋谷と広島」【バスケ/Bリーグ】
広島で印象に残ったのは中村選手とメイヨ選手
こんにちは。相楽伊織です。 10月3日に2024-25シーズンが開幕してはや1か月が経ちましたね。東地区では千葉Jと宇都宮、中地区では三遠とA東京、西地区では島根と琉球が上位につけていますが、まだまだシーズン序盤。昨季、ワイルドカードでチャンピオンシップに進出した広島が初優勝を飾ったように、どのチームにもチャンスがあるはず。今季B1初参戦となった越谷、2シーズン目となる長崎、佐賀といったチームにも頑張ってほしいと思っています。混戦になったほうが見ているほうはワクワクドキドキ感が高まりますし。 そんな中、10月20日に行われたSR渋谷×広島の試合を見に行ってきました。私のイチオシのSR渋谷と、昨季初優勝を飾った広島の対決ということですごく楽しみでしたが、結果は、序盤で大きくリードした広島が74‐69で勝利。前日はSR渋谷が79‐63で勝っていたので、広島がリベンジした形です。 試合を見ての印象は、『広島はディフェンスが安定していて強いな。SR渋谷のディフェンスも隙があるわけではないけれど、広島は連係もしっかりしていて堅固だな』ということ。3Q時に最大22点差がつきましたが、オフェンスの差というよりもディフェンスの差でそうした点差となったように思います。 広島で特に気になったのは、中村拓人選手です。PGとしてしっかりゲームメイクするだけでなく、得点面でも3P2本を含む16得点と貢献。Bリーグのホームページでは「ステップの魔術師」と紹介されていますが、本当に動きがよくて目が釘づけになりました。中村選手は184cmと日本人PGとしては長身で、まだ23歳。頼もしさ抜群ですね。 また、この試合で18得点、8リバウンド、3アシストといずれもチームハイの活躍をしたニック・メイヨ選手にも目を奪われました。中でもゴール下でジョシュ・ホーキンソン選手とファイトするプレーは迫力満点。広島はケリー・ブラックシアー・ジュニア選手もゴール下で体を張っていましたが、やっぱり広島の大黒柱はメイヨ選手という印象が強かったです。