【バドミントン マレーシアオープン】奈良岡功大、山口茜がベスト8入り!中西&岩永は韓国の強敵ペアを撃破!
1月11日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアオープン(クアラルンプール・Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本勢は5種目で戦い、それぞれ準々決勝へと勝ち進んでいる。 男子シングルスは奈良岡功大と渡邉航貴が2回戦を戦い、奈良岡がカナダのブライアン・ヤン(カナダ)と94分の激闘の末に勝利した。奈良岡は第1ゲームを22-20で先制したものの、第2ゲームは17-13とリードした場面から逆転を許し20-22。ファイナルゲームに突入した。その最終ゲームは、中盤まで競った展開となったが、後半は長いラリーを制した奈良岡が9連続得点で突き放し勝負あり。タフマッチをモノにした奈良岡が準々決勝に進出した。全日本総合準優勝の渡邉は、デンマークのアンダース・アントンセンに0-2のストレート負けを喫し、ベスト8には届かなかった。 混合ダブルスは、緑川大輝齋藤夏と渡辺勇大/東野有紗が2回戦を突破。緑川/齋藤は地元マレーシアのチェン・タンジェ/トー・イーウェイとの対戦となったが、第1ゲームを24-22で競り勝つと、続く第2ゲームも主導権を握り14本で勝利。渡辺/東野は、デンマークペアを2-0で一蹴。ベスト8進出を決めている。全日本総合優勝の山下恭平/篠谷菜留は、韓国ペアに第1ゲームを奪ったものの、第2、3ゲームを取られ逆転負け。2回戦敗退となった。 女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴が韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)を2-0で撃破。第1ゲーム、第2ゲームとも16本に抑えて準々決勝の切符をつかんでいる。全日本総合王者の櫻本絢子/宮浦玲奈は、志田千陽/松山奈未との日本ペア対決に2-1で勝利。女子シングルスの山口茜、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、それぞれスコットランド選手を下して準々決勝に駒を進めている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO