【動画あり】「ツール・ド・ふくしま2024」の公式記録動画完成 福島県浜通りなど15市町村を舞台
福島県の浜通りなど15市町村を舞台に9月14、15の両日開かれた福島復興サイクルロードレース「ツール・ド・ふくしま2024」の公式記録動画が完成し、11日から福島民報公式ユーチューブチャンネルで公開している。 大会前日にJヴィレッジで開かれた開催記念レセプションをはじめ、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した浜通りや阿武隈山系で開催された競技部門の「ロードレース」と交流部門の「ロングライド」をコース上の市町村とともに紹介。ドローンや並走するバイクから撮影した選手らの迫力の映像とコース沿いの美しい自然環境、応援風景などを約12分の動画にまとめた。 公式記録動画は英語字幕版も作成した。 「ツール・ド・ふくしま2024」は福島民報社と一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッションが開催した。初日は245キロを2日間で走る「ふくしま240」と「駅伝240」(3人一組)などレース4部門、タイムを競わないロングライド2部門の計6部門を繰り広げた。全国から集まった参加者が復興へと歩む被災地の現状を感じ、風情あるコースを駆け抜けた。県が国の指定を目指すナショナルサイクルルート(NCR)の経路案と重なるコースが多く、大会を通じて東北初の指定実現に向けた機運も高め、自転車を生かした県づくりを後押しした。