齊藤京子、『ドラえもん誕生日スペシャル』で歌声を披露 古代ギリシャの“吟遊詩人”役に
9月7日の18時56分からテレビ朝日系で放送される『ドラえもん誕生日スペシャル』にて、齊藤京子がゲスト声優を務めることが決定した。 【写真】ドラえもんのぬいぐるみを手に微笑む齊藤京子 2112年9月3日に生まれたドラえもんの誕生日をお祝いする『ドラえもん誕生日スペシャル』。今年は、『ドラえもん』シリーズ史上初となる“古代ギリシャ”を舞台に、のび太たちが大冒険を繰り広げるオリジナル中編エピソード「のび太とギリシャのケーキ伝説」が放送される。 「のび太とギリシャのケーキ伝説」は、脚本家・上田誠がシナリオを手がけたタイムスペクタクル作品。ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントしたいと考えたのび太たちは、“世界ではじめて誕生日ケーキが作られた”といわれる紀元前5世紀のギリシャへ向かう。 ところが、タイムマシンを誤って操作したのび太がさらに1000年前、紀元前15世紀のギリシャに迷い込んだ上、牛の怪人・ミノタウロスのいけにえにされてしまうかもしれない大ピンチに。おびえまくるのび太の前に、テセウスという名の若者が現れる。 そんな本作で齊藤が演じるのは、古代ギリシャの“吟遊詩人”役。先日YouTubeで公開された動画には、『ドラえもん誕生日スペシャル』で描かれる吟遊詩人が弾き語りをする場面が収められ、一足先にその歌声が公開されていた。 吟遊詩人が弾き語りする歌の歌詞には、テセウスやミノタウロスをはじめ、アリアドネ姫という名も登場。この歌が、のび太たちの大冒険の鍵を握ることになる。 齊藤がアニメ作品で声優を務めるのは、映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(2023年)以来の2度目。『ドラえもん』に出演するのは今回が初めてで、「いつか自分が携わる日が来ると思っていなかったので、本当に夢のようでとてもうれしかったです」と、大好きな作品への出演がかなった喜びを報告した。 劇中で歌も披露した齊藤は「いつもの私とはまったく違う歌い方で、吟遊詩人になりきって歌わせていただきました。発声の仕方も歌い方もこれまでと違うので、ファンのみなさんが聴いたら一瞬で“あれ?”ってなるような、いつもと違う形の歌をお届けできるんじゃないかなと思います」と手ごたえを語る。 歌声のほかにセリフもあり、「歌だけでもうれしいのに、『ドラえもん』の物語の中でセリフを言わせていただいたのが、とてもうれしかったです。今回、息遣いやリアクションのアドリブのような演技を初めて経験しましたが、これまでアニメや映画を見ていてそういう息遣いはたくさんあったなと思って……。今まで気づかなかったところに気づいて勉強になりました」と、アフレコの感想を告白。「収録もすごく楽しかったので私もリアルタイムで放送を見たいと思います。愉快な作品になっていますので、みんなで一緒に楽しい夏のひとときを過ごせたらうれしいです」と、本作の面白さもアピールした。 齊藤京子(吟遊詩人役)コメント ・出演が決まったときの心境 『ドラえもん』は幼いころからずっと見てきて、映画も見に行ったことのある作品。いつか自分が携わる日が来ると思っていなかったので、本当に夢のようでとてもうれしかったです。 ・“吟遊詩人”として披露した歌について いつもの私とはまったく違う歌い方で、吟遊詩人になりきって歌わせていただきました。発声の仕方も歌い方もこれまでと違うので、ファンのみなさんが聴いたら一瞬で“あれ?”ってなるような、いつもと違う形の歌をお届けできるんじゃないかなと思います。 このような楽曲を歌うのが初めてだったので不安でしたが、本番で一回歌わせていただいたら監督さんをはじめ、スタッフのみなさんがほめてくださったのが自信になり、楽しく歌わせていただきました。 ・セリフ部分のアフレコについて 歌だけでもうれしいのに、『ドラえもん』の物語の中でセリフを言わせていただいたのが、とてもうれしかったです。今回、息遣いやリアクションのアドリブのような演技を初めて経験しましたが、これまでアニメや映画を見ていた中でもそういう息遣いはたくさんあったなと思って…。今まで気づかなかったところに気づいて勉強になりました。 ・『ドラえもん』のひみつ道具で使ってみたいもの、あったらいいなと思うもの 子どものころから“どこでもドア”がほしかったのですが、今年の夏も暑いので、どこでもドアがあったらどれだけ幸せなんだろうと思います。どこでもドアはトップレベルにほしいものなのでずっと憧れています。 あったらいいなと思うのは、魔法みたいにヘアメイクやコーディネートなど一瞬で美しく変身できるひみつ道具。メイク時間もなくていいので、ぜひほしいですね。女の子の憧れだなって思います。 ・視聴者へのメッセージ 『ドラえもん』に携わらせていただける日が来るなんて思っていなかったので、本当に光栄です。ずっとアフレコを楽しみにしていて、収録もすごく楽しかったので私もリアルタイムで放送を見たいと思います。愉快な作品になっていますので、みんなで一緒に楽しい夏のひとときを過ごせたらうれしいです。
リアルサウンド編集部