サッカー日本代表、板倉滉は「ああいうところを押さえないと」反省を口に。中国代表戦は「欧州とはまた違った雰囲気」
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第6節で中国代表と対戦する。3CBの一角としてここまでのアジア最終予選で1失点に抑えてきた板倉滉は、インドネシア代表戦での反省を口にしつつも、中国代表戦に向けても意気込みを語った。 【画像】サッカー日本代表、中国戦の予想フォーメーションはこちら! 板倉滉はインドネシア代表戦を振り返り「ピンチもたくさんあったし、いろいろ反省しないといけないと思います。でも勝てたことはよかったです」とコメント。カウンターから鈴木彩艶との1対1を招いた場面について「ああいうところを押さえないといけないですね」と反省を口にした。 板倉は今回の対戦相手である中国代表について「中国はまた全然違うタイプのチームですが、いいチームだと思うので、しっかり準備して臨みたいです」と意気込みを見せた。また、守備面でのポイントについては「いい選手、前にいるんで、そこで負けないことかなと思います」と分析。特に近年、守備の柱としての評価を高めている板倉らしく「ゼロでっていうところは考えてやってますね。そこが一番大事だと思います」と語る姿勢には、自信とチームを背負う覚悟が感じられる。 完全アウェイで厳しい戦いが予想されるが、板倉は「アウェイで明日満員が入るって聞いてるんで、やっぱ簡単ではないと思いますけど、その辺の準備っていうのをしっかりしていきたいなと思いますね」と慎重ながらも前向きな姿勢を見せている。スタジアム環境についても、「サッカー専用ではなくて、ちょっと広いスタジアムなんで、その分、圧っていうのもだいぶ軽減されると思う」と経験に基づいた冷静な視点を持っている。 さらに、板倉は「アジアのアウェイってのはちょっと欧州とはまた違った雰囲気にはなりますけど、でもその中でもやらないといけないかなと思います」と語り、どんな環境でも対応する覚悟を示した。アジア最終予選の初戦で7得点の勝利を収めている相手だが、今回の試合でも大勝することができるか。板倉の活躍にも目が離せない。 (取材:元川悦子【中国】 文・構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部