「パチンコ」と「競馬」で合わせて50万円勝ったという友人。税金は発生しないのでしょうか?
ギャンブルの収入は申告が必要
ギャンブルによる収入について「税金はかからない」「確定申告する必要がない」などと思っている方もいるのではないでしょうか。確定申告が必要なことを知っていても、バレなければ問題ないと考えていると、後々のトラブルにつながりかねません。 日々のギャンブルに関するSNSへの投稿や動画配信などを見た第三者が税務署へ密告し、利益があるにもかかわらず無申告であることが発覚した場合、処罰の対象となるケースもあるのです。無申告の場合、所得税に加えて無申告加算税が上乗せされる恐れがあります。 無申告加算税は、所得税額の50万円までは15%、50万円を超え300万円までは20%、300万円を超えると30%を乗じた金額とされています。ギャンブルによる収入は、一定額を超えると課税対象であることを認識し、期限内に確定申告をしておくことが適切でしょう。
ギャンブルによる収入は課税対象になる場合がある
ギャンブルで年間50万円以上の利益が発生した場合、一時所得の対象となり、確定申告が必要です。また、ギャンブルで生計を立てているなどの場合、継続的行為として雑所得になる場合もあります。 しかし、継続的行為が雑所得にならないケースもあり、判断は難しいです。頻繁にギャンブルで利益を得ている方は、確定申告前に税理士や税務署のサポートを受けるとよいでしょう。 出典 国税庁 一時所得 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部