菊池雄星、打球直撃も6回5安打2失点で2勝目の権利得て降板
◆米大リーグ ロイヤルズ―ブルージェイズ(22日・米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム) ブルージェイズの菊池雄星投手が22日(日本時間23日)、敵地のロイヤルズ戦に先発。6回まで5安打2失点と2勝目の権利をゲットして、5―2の7回から2番手に試合を託した。 16日のヤンキース戦、6回4安打1失点で今季初勝利を挙げ、「MLBで6年目ですが、これまでで一番自信を持っていると思います」と自信満々に話していた菊池。この日も5回までに許した安打は2回ペレスの三塁内野安打だけ。4回ウィットの打球が右足つまさきあたりを直撃する(三塁が打球をつかんでアウトに)アクシデントで首脳陣がマウンドに集まるもピッチング続投。5回までわずか48球の省エネ投球だった。 打線も3回にビシェットの満塁一掃三塁打で3点を先取。6回にはバーショの6号2ランで5点差とした。 菊池は6回1死から二塁打とガルシアの左翼席への4号2ラン。なおも2死二、三塁と一発同点のピンチを招いたがベラスケスを遊ゴロに抑え、その回までで降板した。6回を1本塁打含む5安打2失点。4三振を奪うも与四球は0。防御率は2・28となった。 菊池は自らが先発した試合が勝った時には、ロッカーに忍ばせていた高級ウイスキー「山崎」を、ナインの希望者に少しずつふるまっている。「(山崎は)少し高いけど、僕は気にせず買います。願わくばあと数勝して、買い続けられれば」と菊池は番記者に話していたが、この日も勝利の振る舞いが出来るか注目される。
報知新聞社