フジフイルムモールが利用規約改定で「転売目的での購入」を禁止に
富士フイルムイメージングシステムズは12月3日(火)、直販サイト「フジフイルムモール」における利用規約の改定を発表した。第8条として「転売目的での購入の禁止」を追加する。 再販目的とみられる大量購入のために「製品を必要としているお客さまが入手しにくい状況」が生じているとして、この状況を改善するのがねらい。禁止事項に該当する行為が確認されると、FUJIFILMメンバーズのアカウントを停止する場合があるという。 禁止事項として明示されたのは「購入を自動化するプログラムなどを用いたアクセスとそれに伴う製品の注文」と「同一住所にて異なる氏名・電話番号、メールアドレスを使用し、本サービスで制限している以上の数量を注文することなど」の2項目。 今後、フジフイルムモールでは営利目的の転売を抑止するため、多数の注文が予想される製品については予約・抽選方式での販売とするなどの対策を図っていくという。 また、主要ECサイトで転売品とみられる同社製品の出品者に対して、出品の取り下げ依頼を行う場合があるとしている。
デジカメ Watch,本誌:宮本義朗