F・デ・ヨングが162日ぶりに復帰! クレからの拍手に万感「ありがとうと伝えたい。幸せな夜だった」
バルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングが、1日のヤングボーイズ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 【ハイライト】マニータで今季CL初白星のバルセロナ チャンピオンズリーグ第2節ヤングボーイズ戦の75分、タッチラインからピッチへと足を踏み入れたMFフレンキー・デ・ヨングに対して、本拠地『モンジュイック』に集まったクレから万雷の拍手が送られた。162日ぶりの復帰。昨シーズンは、バルセロナ加入後最多となる3度の負傷離脱を強いられ、オランダ代表として出場するはずだったEURO2024も棒に振ることになった中、約20分間プレーし、5-0の勝利に貢献している。 復帰が近づいていた先月末には、長らく悩まされ続けた右足首のケガについて「同じ箇所を3度も負傷したことで、精神的に参った時期もある」と明かしていたF・デ・ヨング。試合後、約6カ月ぶりにピッチに立った同選手は「勝利できて嬉しいし、個人的にはピッチに戻ってプレーできたこと、そしてサポーターからの拍手にとても満足している。彼らにありがとうと伝えたい。幸せな夜だった」としつつ、「こんなにも喝采を浴びるとは思っていなかったんだ。みんなが僕に対して、こうして接してくれるのが本当に嬉しいよ」と万感の思いを語った。 ハンジ・フリック新監督が指揮するチームが好スタートを切った一方で、出遅れていたF・デ・ヨングは、ここから熾烈なポジション争いに身を投じることになる。特に、主戦場とする中盤は激戦区で、MFフェルミン・ロペス、MFガビ、MFダニ・オルモが今後復帰することを踏まえるとなおさらだが、同選手は「誰がプレーするかを決めるのは監督だ。僕はいつも通りベストを尽くし、良いパフォーマンスを披露するつもり」と決意。続けて「チームは良い状態で、良い瞬間を過ごしている。多くのエネルギーとダイナミズムがあり、プレーがとても上手くいってる。この調子を維持し、さらなる向上を目指していこう。どこまでいけるか楽しみ」と意気込みを述べている。 6日に行われる次戦のアラベス戦は、10月の代表ウィーク前最後のリーグ戦となるが、F・デ・ヨングはどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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