【バスケ】名古屋ダイヤモンドドルフィンズが初の西地区優勝!齋藤拓実、健康で迎えるCSでは「3年の集大成を」
齋藤拓実の佐賀戦後のコメント
-佐賀戦の総括 第1戦に引き続き、地区優勝がかかっている中での試合ですし、佐賀さんも簡単に勝てる相手ではないというのはチームとしても全員が理解していた。昨日(第1戦)に引き続き本当にタフな試合になったが、ここ最近の自分たちの試合を見てると、粘り強さだったり、我慢強さというのが本当に強くなってきていて、それがゲーム1だけ、ゲーム2だけとか片方ではなくて、2試合とも80分間通してできたというのはチームとして本当に完成形に近づいている部分だと思う。戦術どうこうの部分ではなくて、チームカルチャーだったり、アイデンティティの部分がかなりしっかりできてきている証拠なのかなと。 そういった意味でも、しっかり最後勝ち切ることができて自分たちの手で地区優勝をもぎ取って、本当にここからがスタートという意識を持って、いい形でチャンピオンシップに臨めるんじゃないかなと思います。 -地区優勝が決まった瞬間の思い 決まった瞬間は、率直に嬉しい気持ちが一番強かったなと思います。結構シンプルな「勝ったら優勝、負けたら優勝じゃない」という(ことで)、プレッシャーを感じることもあった。逆に琉球ゴールデンキングスさんは、過去5、6試合ずっとこういうプレッシャーの中で戦ってたんだなと、すごいなと思いますし、直接対決で先週末しっかり勝つことができたんですけど、西地区6連覇していて、過去7シーズンはずっと琉球さん。西地区というと琉球さんという(状態だった)。自分たちの手でしっかり(地区優勝を)取れたというのは本当に嬉しいです。 -健康な状態でCSを迎えることについて 今シーズン自体、CSに出られるかどうかわからない状態になってしまったりとか、連敗が続いたりとか、本当にすごく長いシーズンだったと思います。ケガで終わってしまった過去2シーズンも含めてショーン・デニスHCになってから3年、最初の2シーズンはケガ人が出ても言い訳せずに戦い切った。全てを出し切ったという過去の2シーズンがあったからこそ、この粘り強さだったり、我慢強さというのができていると思う。この3年の集大成じゃないですけど、今1人がちょっとケガしちゃっていますけど、昨シーズン一昨年に比べると、全員で(CSに)臨めるというのはすごくいいことだなと思います。地区優勝して、最後連勝で終わって、いい形でホームでCSができるのは本当に良かったなと思います。 -QFシーホース三河戦にむけて 今日もこの瞬間になるまで、(CSでの対戦相手が)どこになるかわからない状態だった。昨日一昨日までは三河になるか渋谷になるか、あるいは僕たちが負けてしまうとアルバルク東京という(対戦相手が)わからない状態だったんですけど、どちらかというと「ホームで(CSを)やる」という気持ちがすごく強かった。今シーズンは本当に観客動員数もすごく増えていますし、過去2シーズンのCSをアウェイで臨んで、(相手に)ホームの力を見せられたところも含めて、「今シーズンこそはホームでやりたい」という気持ちの方が強かった。 結果的に三河さんになって、愛知ダービーというふうになりますけど、仲の良い選手がいたりとかはもちろんありますけど、三河さんも勝ちをもぎ取っていい形で2連勝してきてますし、シーズンは(直接対決で)1勝1敗っていう形になっている。本当にここ数試合自分たちらしさ、我慢強さだったり、過去6試合とかはCSらしい試合がチャンピオンシップのような張り詰めた空気の試合ができていたと思う。そういった意味では、楽しみで仕方ないです。 -ロッカールームでの会話 試合前は須田キャプテンの方から「ここに来られたということをしっかり楽しもう」という話をしていた。試合後は、まずは今日のこの勝ち、地区優勝を喜んだ。今日(月曜日)移動して水曜日にまた練習があるんですけど、「同じようにCSで優勝したら、地区優勝の10倍は喜べるぞ」という話がヘッドコーチの方からあったので、本当に今日はしっかりリフレッシュして、水曜日からCSに向けて、メンタルの部分も切り替えていけたらなと思います。