痛恨敗戦でグループ3位通過のオランダ…クーマン監督「次は強豪国との対戦になる」
痛恨の敗戦となった。勝ち点を上積みできなかったオランダ代表はグループ3位での決勝トーナメント進出が決定。チームを率いるロナルド・クーマン監督は「相手に多くの隙を与えてしまった」と唇を噛んだ。 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 1勝1分けの勝ち点4でグループ首位に立つオランダは、最終節で3位のオーストリアと対戦。前半6分に先制を許しながらも、後半2分にFWコーディ・ガクポの得点で追い付いく。さらに14分に再びリードを許したが、30分にFWメンフィス・デパイが決めて試合を振り出しに戻した。粘りを見せていたものの、35分にMFマルセル・ザビッツァーに決勝点を叩き込まれ、2-3で競り負けてしまう。 他会場のフランス対ポーランドが1-1のドローに終わった結果、オーストリアが首位、フランスが2位となり、オランダは3位に転落。他グループの結果により、決勝トーナメントへは進出するがクーマン監督は落胆を隠せない。 『uefa.com』によると、指揮官は「多くの面で非常に悪いスタートを切った。多くの隙を与えてしまったし、相手へのプレッシャーが足りなかった。序盤は試合をコントロールできなかった」と振り返った。 また、3位でのグループリーグ突破により、決勝トーナメント1回戦ではグループを首位通過したチームと対戦することになる。「試合前から3位になれば、次のラウンドで強豪国と対戦することは分かっていた。何が起こるか様子を見てみよう」と語っている。