【バレー】男子バレーボールはアメリカが銅メダル。クリステンソン「メダルを取るのはいかに難しいことか」 パリ五輪
パリ五輪男子バレーボール競技3位決定戦は、アメリカが3-0(25-23、30-28、26-24)でイタリアを倒し、銅メダルを獲得した。試合後の監督と選手のコメントを紹介する。(FIVB、FIPAVインタビューより)
数字で3-0という以上の接戦だった
●アメリカ、スパロー監督:このグループと共に過ごしてきた道のりは、有意義で成功に満ちたものでした。彼らにとってこのような形で終えることは、私にとって正しかったと思うし、彼らはそれに値します。彼らは素晴らしいオリンピックの試合をしましたが、過去の経験を思えば、それがプレッシャーになっていたでしょう。しかし、落ち着いてうまくコントロールできたようです。経験、リーダーシップそして成熟度によるものでしょう。やった結果だけではなく、どのようにしたかも大切です。こうして最後に皆で成功を感じることは、私たち全員にとって、とても素晴らしい瞬間です。
●アメリカ、Sクリステンソン:ここに来て、メダルを取ることがいかに難しいか分かりました。私たちは今、素晴らしい気持ちです。私たちが望んだメダルではなかったかもしれませんが、銅メダルをいつまでも誇らしく思うでしょう。東京五輪後は、苦しい時期もありましたが、自分たちが何ができるかという自信を失くすことはありませんでした。経験から学び、次はより良くするように理解しました。それがこの五輪でうまくいきました。パリでとてもいいバレーが出来ました。表彰台に上れるのは、とてもいい気分です。
●Lショージ:もちろん決勝に行きたかったけれど、銅メダルでもとても大切なことです。逆境を乗り越えて、自分たちの持ち味を出せた事は大きな事です。準決勝で負けた後、みんなを盛り上げようとしました。いつもコートで私がやっていることですが、難しかったです。最初のポイントを取るまで、いい感じではなかったけれど、みんなでやり遂げました。それでいいでしょう。
●イタリア、Sジャネッリ:アメリカチーム、銅メダルおめでとうございます。私たちは、メダルを持ち帰ることができず、本当に、本当に残念ですが、またこの先、挑戦したいと思います。起こったことは悲劇ではなく、私たちはオリンピックで世界のトップ4だという事実を評価したいと思います。我々の前にいる3チームのレベルに達するには、良い点を継続し、できなかった部分を改善しなくてはいけません。年齢のことですが、私たちは私たちです。私にとって、年齢はあまり関係ありません。パスポートになんて書いてあるかなんて気にしていません。バレーボールをするのに何歳がいいか、ということではなくて、試合に準備できているかどうかだと思います。
●イタリア、OPロマノ: アメリカにリードされてはいけないと分かっていたので、なんとか僅差で粘ったけれど、最後の部分でアメリカの方が優れていました。スポーツにおいて4位というのは、最悪な気分です。準決勝の負けは忘れて、今日の試合に集中して、いいプレーをしたと思いますが、残念ながら、勝つためには十分でなかったようです。
唐木田 真里子