アリアナ・グランデ/シンシア・エリヴォ/ジョン・M・チュウ監督、実写版『ウィキッド』のセット制作について明かす
ユニバーサル・ピクチャーズは、アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォ主演の実写版『ウィキッド』のために、ジョン・M・チュウ監督とクルーがどのようにして素晴らしいオズの世界を作り上げたかファンに明らかにした。 現地時間2024年7月24日に公開された新しい舞台裏のビデオでは、映画製作者たちがアニメーションとは正反対の現実的なセットを選び、監督と主演のアリアナとシンシアが同映画の巨大で風変わりな背景が設置される過程を語っている。チュウ監督はカメラに向かって、「オズの中にいるのはどんな感じでしょう?指先で感じるとは?あの世界の中に行きたいのなら、それを作らなければなりません」と述べた。 動画は、クルーがエメラルド・シティとマンチキンランドの村全体を建設し、曲がりくねったイエロー・ブリック・ロードのレンガをひとつひとつ手作業でペイントし、約900万本のチューリップを植えた様子を記録している。ある場面では、エルファバとグリンダがオズの魔法使いに会いに行くシーンのために、監督が16トンの本物の列車を注文し、その巨大な重さのために撮影現場に到着するまで2日間かかったと説明した。 アリアナは、「多くの物が、本物で目で見たり触れたりすることができ、実際のセットです」と動画内でコメントし、「今まで見たことのない方法でこの世界を創り出す」プロダクションの能力に驚嘆したと明かした。 また、共演者のジョナサン・ベイリー、ミシェル・ヨー、イーサン・スレーターの撮影現場での演技や、ブルースクリーンの技術を使ってアリアナが入った泡が空を飛ぶ特殊効果を実現したクルーの様子も新たに収められている。2部作からなる映画『ウィキッド』の1作目は、当初の予定より1週間早い11月22日に、2作目は来年に全米公開される。