物価高で「食欲の秋」に異変!?焼肉店の倒産件数が過去最多ペースに!アメリカが関係?その3つの主な理由とは
魚介や果物にも気候変動の影響
そうとなれば、肉の代わりに楽しみたい味覚は、サンマ・秋鮭・スズキ・戻り鰹などの魚介類。ところが、本来であれば二尾で250円程度の秋鮭も、なんと400円超えに! 大石「なんでかっていうと、秋鮭は不漁だってことなんですね。なかなか穫れない。海水温が高くなっているんですよ」 近年、地球温暖化の影響で水温が上がっているため、かつては三重県沖で穫れていたサンマも、東北沖や北海道沖でないと穫れなくなってきています。北海道では水温が3-4度も上がっているそう。 果物にも気候変動の影響が出ています。「高温障害」の影響で、柿は出荷量が少なくなるのでは、と市場関係者の方は心配していました。栗やりんごも似たような状況です。また、安城市の農家では、梨に高温障害の影響が出ていました。 大石「品種によっては半分くらい捨てていました」 実際に梨を食べてみた大石。 大石「洋酒っぽくて固く、あまり美味しくなかった」 松茸はやや小ぶりながら、東北・長野での出荷量は多い予測ですが、岐阜や愛知の松茸はまだ不透明な見通しだそう。 今月行われる衆院選の争点にもなっている物価高対策。私たちの暮らしに直結するだけに、各党が講じる対策に注目したいところです。 (nachtm)