季節が変化「今の状況に適したものに」 新型コロナの受診目安見直しで菅官房長官
菅義偉(よしひで)官房長官は8日、記者会見で、「37.5度以上の熱が4日以上」とした新型コロナウイルスの受診目安について「加藤勝信厚生労働相が、『受診目安が基準のように誤解された』という趣旨の発言をしたが、37.5度以上の熱が4日以上続かなくても受診できたのか」と問われた。 【会見ノーカット】菅官房長官「大学生への支援は速やかに検討している」
これに対し、菅長官は「新型コロナウイルスの診断に関する相談、受診の目安については季節の変化によりインフルエンザなどの風邪のような症状がある疾患が減少してきたことなどを踏まえ、今の状況に適したものにすべく厚生労働省において専門家や医療関係者の意見を聞きながら検討しているというふうに承知している」と述べた。