「憲法改正を国民に問う」自民総裁候補・小泉進次郎氏の覚悟とは?
早期に衆議院を解散、何を争点にするのか
早期に衆院解散すると言っているが、何を争点にして訴えていくのでしょうか。 1年で3つやると言っていた「政治改革」、「規制改革」、「人生の選択肢を増やすための改革」を始め、中長期的な改革をふくめ以下のような項目からなる全体のパッケージを「新政権の基本方針」として問いたいと語ります。 ・選択的夫婦別姓の導入 ・聖域なき規制改革 ・政治改革 ・(中長期で取り組む)教育の抜本改革 小泉氏「やらなければ、新政権は政策の推進力が出ないと思います」 MC鈴木邦和「総裁選の中ではエッジの効いた政策を訴えても、自民党の政策にしていく過程でどんどん角が取れていき、これまでと変わらない政策になることが多い。総裁選で訴える『3つの改革』をそのまま、国民に問うていく考えか」 小泉氏「1年で3つは基本だと思う。2025年の10月までにある程度やりきるためには、国民の皆さんの民意が力に変わるということです」
「政権運営はチームで立ち向かう」
総裁になったら衆院選を勝ち抜き、政権運営を実際にやっていくことになります。小泉氏は「チームで立ち向かう」と語っていますが、力を入れたいポストはあるでしょうか。 小泉氏は「『1年で3つ』といった改革には最大の力を注ぐので、改革プランに賛同してくれ、全幅の信頼がおける人が当然」とした上で、若手に偏るつもりはないとコメントします。 小泉氏「若手だけでチームを組むことはない。最高のチームを作る上で大事なのは、ベテランも若手も、実現力、信頼できるところで適材適所を選ぶのが基本」 「ベテランの方々も改革意欲にあふれ、ものすごい柔軟な発想で力を貸してくれる」と語る小泉氏は、「若手であったって改革マインドがまったくない。むしろすごい守旧的な方だっているんですよ」とコメントします。 水内茂幸氏「次の組閣は大事。派閥の推薦を受けない初の組閣。いろんなしがらみなく、小泉氏が選び抜いた組閣でいいんですよね」 小泉氏は「最後は自分で決める。いかなるグループからも推薦を受けないと宣言した通り。私が勝った暁には、自分でよく見て、考えて決めていきたい」と宣言します。 そして、人材の選択基準としては、「実現力のほかには、私自身が足りないものを補ってくれる強みを持っている人に支えていただくのが、任せられるし心強い」と語ります。 「本気度が伝わると嬉しいです」と語る小泉氏。「選挙戦をがんばります」と締めくくりました。