<センバツ・夢へ続け!>仙台育英にセンバツ旗 先輩の思い胸に優勝を 塩釜神社で必勝祈願も /宮城
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する仙台育英高に5日、開会式の入場行進で掲げるセンバツ旗が授与された。旗を手にした島貫丞主将(2年)は「昨年の先輩方の思いを背負い、東北地方でなしとげられていない優勝をつかみ取りたい」と甲子園での活躍を誓い、「多くの思いを日本中に届けられれば」と選手宣誓への思いを語った。 授与式で加藤雄彦校長は「自分たちのゲームを作ってきてほしい」と激励。生徒会の佐々木紅羽副会長は「決して諦めない逆転の仙台育英の精神をいかんなく発揮してほしい」とエールを送り、島貫主将に花束を渡した。 授与式後、部員はセンバツ旗とともに、塩釜神社を訪れて必勝を祈願。19日に開幕するセンバツへ闘志を新たにした。【升谷志摩】