脳内ヘビロテ必至! ももクロ、FRUITS ZIPPER…リフレインが癖になるアイドルソング5選
アイドルファンのみならず、夏フェス好き音楽ファンの間でもすっかり定着しているアイドルソングの夏のライブ定番曲と言えば、ももいろクローバーZの「ココ☆ナツ」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。 【関連写真】多幸感に包まれたFRUITS ZIPPER結成2周年記念ライブ【23点】 「コココ コーコ コッコッコー…」と、サビの歌詞はほぼ「コ」のみ。1曲を通して、250回以上も「コ」を連呼している珍しいと言えば珍しく、ももクロらしいと言えばももクロらしい1曲だ。この曲を手掛けたのは、ヒャダインこと前山田健一。よくぞサビを「コ」だけで押し切った!なんという力技!などと評する人もいるが、一度聴いたら耳から離れない、そして、思わず口ずさんでしまう不思議な魅力を持った楽曲である。今回は、そんなリフレイン(繰り返されるフレーズ)が印象的なアイドルソングをピックアップして紹介してみたい。 まず、ももクロには「ココ☆ナツ」以外にもフレーズのリフレインが印象的な楽曲が沢山あるのだが、直近だと「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」が、まさに耳と脳と胸と心に残るリフレインソングだと言ってもいいだろう。ヒャダインと久しぶりにタッグを組んだももクロが、さらに布袋寅泰をゲストギタリストとして迎え、甲冑のような衣装で歌い踊るという…なかなかインパクトのある1曲だ。 この曲で繰り返されるのは、「NIPPON! PO PON! PON! PON! PO NIPPON!」というフレーズ。歌詞の中には「うりゃおい うりゃおい」といったコールが予め盛り込まれているほか、簡単な振り付けも相まって、ロックフェスなどでも確実に盛り上がる1曲だ。フェスで初めて観たであろうロックファンが、次のステージへと移動しながら「NIPPON! PO PON! PON! PON! PO NIPPON!」と口ずさんでいる光景を何度も目にした。そのくらい初見の人にもインパクトを与えている楽曲である。 そして、そんなももクロが所属するスターダストプロモーションの女性アイドルセクション「STAR PLANET」(通称:スタプラ)の後輩グループの楽曲にも、リフレインソングは数多く存在しているのだが、愛知県を拠点に活動するTEAM SHACHIが昨年リリースした「沸き曲」という楽曲が実に面白い。 「Ban ban ban…」「Dan dan dan…」といったキャッチ―な歌い出しと激しいダンスと共に、「破裂音は耳に残る」「リフレインは脳に残る」と歌われ、さらに後半では「結局それが胸に残る」「この景色が心に残る」と歌われている。まさに、こうしたリフレインソングがリスナーの印象に残り、支持される理由を歌っているような楽曲だ。最近のライブではほぼ確実に歌われている楽曲で、ライブでの爆発力と一体感が半端ない1曲なので、是非ともこの夏、SHACHIの単独ライブやアイドルフェスなどでチェックしてみて欲しい。