大谷のHR打球が飛んだ場外の様子

【MLB】ジャイアンツ 2－10 ドジャース（5月14日・日本時間15日/サンフランシスコ） 【映像】場外12号弾を観客がキャッチ！歓喜の瞬間 　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第2打席でホームランキング争いトップに並ぶ先制の12号ソロを放った。 　腰の張りによる1試合の休養が明けた前日の試合で2安打1打点と元気なところを見せた大谷。この試合も0-0で迎えた4回の先頭打者として打席に入ると、ジャイアンツ先発ウィンの初球を捉え、高々と上がった打球がライトへ。これがライトスタンド最上段に飛び込む6試合ぶりの12号ホームランとなった。 　サンフランシスコ湾に隣接する敵地オラクル・パークは、ライトスタンドの後方にマッコビー・コーブという入り江が広がっており、海に飛び込むライト場外へのホームランは“スプラッシュヒット”と呼ばれている。これまで日本人選手でスプラッシュヒットを放った選手はおらず、初スプラッシュかと期待されたが、飛距離446フィート（約136メートル）の特大弾も惜しくも場外には届かなかった。 　入り江の海上でカヤックに乗ってホームランボールを待ち構えていた人々にとっては残念だったが、スタンド最後方でホームランボールをキャッチした観客は大興奮。客席の奥の通路に着弾したボールを拾い上げると、手を掲げて誇示していた。 　スタンドにはジャイアンツのユニフォームを着たファンが多く、ボールを拾ったのもジャイアンツファンだったかもしれないが、周囲と一緒になって大喜び。これには中継の視聴者からも「観客の反応がまるでホーム」「ジャイアンツファンよろこんでない？ｗ」などのコメントが寄せられている。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）