【巨人】桑田２軍監督が好投の松井颯に求めた“感覚”とは…イースタン・楽天戦
◆イースタン・リーグ 楽天１―０巨人（２８日・楽天モバイル） 巨人の松井颯投手が、イースタン・楽天戦に先発し、６回１０４球を投げて３安打１失点、１０奪三振と好投。打線が２安打で零封されたため黒星を喫したが、今季最長イニングを最少失点で投げ切った。 ２回先頭の堀内から３回２死の吉野まで５者連続三振を奪うなど、４回までは圧巻の無安打投球。５回に初安打から１死二塁のピンチを招き、安田に右翼フェンス直撃の適時二塁打を許したが、６回２死一、二塁では初安打を許した堀内を得意球のシンカーで空振り三振に仕留めた。 試合後、桑田２軍監督は「１軍ではリリーフをやっていたので、先発として徐々にイニングを伸ばしてきた。非常にいいボールもたくさんあった」と評価した一方、課題も指摘した。５回の堀内の初安打と安田の適時二塁打はいずれも２ボールから許したものとあって、「ボール一つ一つはすごく良くなっているが、ただ一つ反省するとすれば、（打者の狙いを察知する）感覚というのかな。それだけだと思う。２ボールにして、苦しい投球になったところはもったいなかった」と語った。
報知新聞社
