国連事務総長をイスラエル入国禁止に
イスラエルのカッツ外相は2日、イランによるミサイル攻撃を明確に非難しなかったとして、国連のグテーレス事務総長に対し、イスラエルへの入国を禁止すると発表しました。 カッツ外相は自身のSNSへの投稿で、国連のグテーレス事務総長を「ペルソナ・ノン・グラータ」=「好ましからざる人物」に指定し、イスラエルへの入国を禁止したと発表しました。「イスラエルに対するイランの攻撃を明確に非難できない者は、イスラエルの地を踏む資格はない」としています。 また、去年10月7日に起きたイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃についても、「ハマスによる虐殺を非難せず、彼らをテロ組織と宣言する努力もしていない」と糾弾しました。 そのうえで、「イスラエルは、グテーレス事務総長の存在にかかわらず、自国民と国家の尊厳を守り続ける」としています。