《ブラジル》幼女レイプ容疑者を集団リンチ=近隣住民が男性器切断して殺害
9歳の少女をレイプした疑いのある男が、激怒した近隣住民から集団リンチを受け、男性器を切り落とされて死亡する事件が起こった。被害者の少女は救急治療室に運ばれたが、容態については公表されていない。1日付ジアリオ・デ・ペルナンブコなどが報じた。 この暴行事件は7月31日午後、ブラジル北東部ペルナンブコ州パウリスタ市で発生した。警察によると、9歳少女強姦事件の容疑者とみなされた43歳の容疑者は、彼が住むノッサ・セニョーラ・ド・オ地区住民からナイフで刺され、石で殴られるなどの集団リンチを受け、さらには陰茎を切断されたという。 容疑者はその場で死亡し、遺体は司法解剖のため州都レシフェ市のサントアマロ法医学研究所(IML)に送られた。 性的暴行を受けた被害者少女は救急治療室に運ばれ、その後被害状況を調べるためにIMLに搬送された。 この事件は、ペルナンブコ市民警察(PCPE)の北部大都市圏の殺人事件専門チームによって登録され、事件の真相を調査するため、現在も捜査が進められている。 2024年上半期、同州では1187件の強姦事件が記録された。これは1カ月平均197件、1日平均6・5件ということになる。2023年の12カ月間では2825件の被害が報告された。