基準値を上回るレジオネラ菌で利用休止していた浴室の利用再開 さいたま市の福祉センター 薬品洗浄や保健所の立ち入り検査で安全確認
埼玉県さいたま市は12日、基準値を上回るレジオネラ属菌が検出され、11月27日から利用を休止していた同市岩槻区の老人福祉センター「槻寿苑」の男女浴室について、安全が確認されたため、13日から利用を再開すると発表した。 「槻寿苑」のあるさいたま市岩槻区の位置
市高齢福祉課によると、一時利用休止後、浴室の薬品洗浄や保健所の立ち入り検査などを行い、今月4日に水質検査を実施したところ、11日にレジオネラ属菌が検出されなかったことが判明したという。これまでに、体調不良を訴えている利用者はいない。同課は「衛生管理に十分注意し、適切に維持管理していく」としている。