校区の魅力を知って! 福岡市立赤坂小の児童がつくった「赤坂検定」
「将来は地域のために」
赤坂小は福岡市中央区の中心部に位置しています。全校児童は約540人で、都心部にありながら、舞鶴公園をはじめ緑に恵まれた地域です。 同校では30年以上前から、生活科や総合的な学習に力を入れてきました。下級生はまず自然や生き物などについて教わります。学年が上がるにつれ、校区内の「けやき通り」の清掃や植樹に関わったり、公民館や公園管理事務所の職員らに話を聞いたりして、自分たちが暮らす地域のことを学びます。
今回の検定は、6年生約80人が、これまでに取り組んだ総合学習の集大成としてまとめました。 福岡市のほとんどの小学校は3月14日が卒業式。赤坂小の志方納子教頭は「子どもたちは授業を通じ、地域のために活動する人たちとたくさん関わってきました。将来は自分が住む地域のために活動できる人になってほしい」と期待を寄せています。
読売新聞