茨城スチールセンター、厚板切断と冷鍛成形強化 18キロワットレーザー機新設
伊藤忠丸紅鉄鋼の100%子会社で鋼板溶断・プレス加工の茨城スチールセンター(本社=茨城県那珂市、牧野智治社長)は本年末に小池酸素工業製の18キロワットファイバーレーザーを新設し、厚板切断加工を強化する一方、自動車部品、電装部品向けの冷間鍛造成形など金属プレス加工での販路拡大を推進する。18キロワットファイバーレーザーは第二工場で既存の6キロワットレーザー2基のうち1基をリプレース、切断能力を高める。冷間鍛造成形では最大で直径200ミリまでプレスで一体成形できる能力を生かし、用途開発する。厚板切断加工と金属プレス加工を2本柱に高付加価値化を図る。