岡山県人事委が県職員の月給・ボーナスの引き上げを勧告 月給の引き上げ率は32年ぶりの2%超
KSB瀬戸内海放送
岡山県人事委員会は県職員の月給を2.71%、ボーナスを0.1カ月分引き上げるよう知事と議会に勧告しました。 【写真】勧告通りに実施されれば人件費は総額で約50億6000万円増える見込み
岡山県人事委員会の安田寛委員長が伊原木隆太知事らに勧告しました。 民間企業の給与との均衡を図るため、県職員の月給を平均で1万46円引き上げることと、ボーナスを0.1カ月分引き上げ、4.6カ月分にすることを求めています。月給の引き上げ率は2.71%で、2%を超えるのは32年ぶりです。 また、優秀な人材の確保に向け、大卒の初任給を2万4700円、高卒の初任給を2万4000円引き上げることも求めています。 対象となる県職員の数は約1万8000人で、勧告通りに実施されれば平均年収は20万7000円アップし、638万円になります。人件費は総額で約50億6000万円増える見込みです。
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