オリックスがスカウト会議 1位指名候補は3、4人に絞られる 岸田護監督がくじ引きを担当
オリックスは23日、東京都内でスカウト会議を行った。岸田新監督、福良GM、湊社長、スカウトが集結し、24日に行われるプロ野球ドラフト会議に向けた話し合いは2時間以上にも及んだ。 会議後に取材に応じた福良GMは「（1位指名の選手は）あした決めます」と明言せず。投手か、それとも野手か。即戦力か、それとも将来性を取るか…。1位指名で重視する基準についても「トータルで見ていかないと。中、長期で見ていかないといけないし、短期（での活躍）も（含めて）。そこはいろいろな考えがある」と多くを語らなかった。 昨年は1位から4位までを高校生、下位３人で社会人の即戦力を指名するドラフトとなったが「去年は、たまたまそうなっただけかな」と説明。今年の1位候補は、高校生を含む3、4人に絞られた。上位指名候補には青学大の西川史礁、関大の金丸夢斗をリストアップしているとみられる。 運命の「10・24」へ。競合した場合は岸田新監督がくじ引きに参戦する予定。会議を終えた指揮官は「人生で、くじってあんまり引いたことがないんで。ちょっと願掛けしておきます」と緊張した様子で語った。
