「まだ話し合ってない…」打撃好調のT・ヘルナンデスとの契約延長についてドジャースは「30代半ばまで続く複数年契約には難色を示す可能性」と米報道
ロサンゼルス・ドジャースは現地10月9日、地区シリーズの第4戦でサンディエゴ・パドレスと対戦し、8-0と快勝。対戦成績を2勝2敗とタイに戻し、本拠地での第5戦でリーグ優勝決定戦シリーズ進出を狙う。 【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も そんなドジャースのテオスカー・ヘルナンデスの去就に注目が集まっている。T・ヘルナンデスは、この日3番・左翼でスタメン出場。5打数2安打、1三振で、打率は.333。得点に繋げることは出来なかったが、前日第3戦では本塁打も放ち、4戦を通して、15打数5安打、1本塁打、6打点2得点の記録を残している。 同9日、移籍情報に詳しい米老舗専門サイト『MLB Trade Rumors』は「ドジャースとテオスカー・ヘルナンデスの間では現在までに契約延長交渉は行なわれていない」というタイトルの記事を更新。冒頭、T・ヘルナンデスは「(ドジャースとの)話し合いが未だ行なわれていにことを気にしていないようで、(今は)シーズンに集中しており、フリーエージェンシー(FA)についてはあまり考えていないと語っている」と伝えた。 その上で、同専門サイトは、「ドジャースは彼にクオリファイング・オファー(独占交渉期間)を提出できる。しかし、またT・ヘルナンデスは長期契約を求めており、来年で32歳になるため、おそらく3年か長くても4年契約が限界だろう」との予想を伝えた。 また同専門サイトは「それはカイル・シュワーバー(フィリーズ)やニック・カステヤノス(フィリーズ)のような選手がFAとして受け取った平均年俸2000万ドルと同程度になるかもしれない。T・ヘルナンデスはおそらくフアン・ソト(ヤンキース)とアンソニー・サンタンデアー(オリオールズ)に次ぐこのクラスで3番目に優れた外野手だろう」と報じている。 続けて、同サイトは、「実力を考えれば、シーズンがいつ終了しても、ドジャースがオールスターに2度も選ばれた選手を引き留めようと努力するのは当然だ」と言及した上で、しかし、ドジャースはT・ヘルナンデスとの契約交渉で「30代半ばまで続く複数年契約で市場価格を支払うことには難色を示す可能性もある」と分析している。 なお、T・ヘルナンデスは昨オフにシアトル・マリナーズから、FAでドジャースに1年2350万ドル(約35億円)の契約を結び、入団。今季154試合に出場して打率.272、33本塁打、12盗塁、99打点、出塁率.339、長打率.501、得点圏打率.288の成績を記録している。 構成●THE DIGEST編集部
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