新型「マセラティ・グランカブリオ」上陸 高性能な「トロフェオ」から受注開始
マセラティ ジャパンは2024年5月8日、新型「マセラティ・グランカブリオ」の国内導入を発表。同日、注文の受け付けを開始した。 【写真】オープン/クローズはともに14秒で可能! ルーフの開閉シーンや内装を見る(7枚) グランカブリオは、「グラントゥーリズモ」をベースとする4シーターのオープントップモデル。その先鋒(せんぽう)として、3リッターV6ツインターボエンジン(最高出力550PS、最大トルク650N・m)を搭載する高性能バージョン「グランカブリオ トロフェオ」が導入される。 ボディーサイズは全長×全幅×全高=4966×1957×1365mmでホイールベースは2929mm。5色のカラーバリエーションが用意される電動格納式ソフトトップはオープン/クローズとも14秒で操作でき、50km/h以下であれば走行中でも開閉できる。またソフトトップ格納時もトランクスペース(容量131~172リッター)への影響は最小限とし、4人の乗員のための十分なスペースを確保しているとアピールされる。 前席には、パッセンジャーの首まわりを温める、3段階の温度調整が可能なネックウォーマーを標準装備。走行中に風の巻き込みを防ぐウインドストッパーも備わっている。 車重は欧州仕様車の値で1895kgとなっており、車体の前後重量配分は51:49。走りのパフォーマンスについては、0-100km/h加速3.6秒、最高速316km/hと公表される。走行モードは「COMFORT」「GT」「SPORT」「CORSA」の4タイプから選択可能だ。 安全面では、ADAS(先進運転支援システム)が搭載されるほか、「マセラティ アクティブ・ドライビング・アシスト」や「ダイナミック・ロード・ビュー」といった機能がドライバーをサポートする。 さらに、イタリアはソナス・ファベールの手になるプレミアムオーディオシステムや、直感的な操作を可能とするマセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)マルチメディア システムもセリングポイントとなっている。 グランカブリオ トロフェオの価格は3120万円。 (webCG)
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