なぜマンCは古橋亨梧を狙っているのか? アルバレスの放出、ハーランドのバックアップ、古橋の経歴との関係とは
先週末のプレミアリーグ開幕戦、マンチェスター・シティはチェルシー相手に2-0で勝利を収め、アーリング・ハーランドは100試合目の出場にして自身の91ゴール目を記録した。 ブライトンが土壇場でマンチェスター・ユナイテッドを下す! 三笘は先制点のアシストで貢献|試合経過・結果・ハイライト|プレミアリーグ2024-2025シーズン第2節 それにもかかわらず、ペップ・グアルディオラ監督はリーグ5連覇の目標を達成するため、移籍期間が終了するまでに攻撃陣の補強を考えているようだ。 フリアン・アルバレスのアトレティコ・マドリードへの移籍に加え、若手ウインガーのオスカー・ボブが骨折によって離脱したことで、シティの前線ラインは手薄になった。 「これまでは"新加入の可能性はない"と言ってきたかもしれない。ただ今シーズンは、移籍期間終了までにそれが起こりうる。私にもまだ分からない。これから話し合いを行い、何が起こるか見てみよう」と、グアルディオラ監督は8月初旬に述べている。 移籍期間の終わりが近づく中、意外な名前が候補として浮上した。セルティックに所属する古橋亨梧だ。なぜマンチェスター・シティはこの日本人フォワードを狙っているのだろうか?
マンCが古橋亨梧を狙う理由とは
『ジ・アスレティック』の報道によると、シティはセルティック所属の日本人ストライカーである古橋亨梧の獲得に乗り出す準備ができているようだ。 2021年にヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋は、全大会を合わせ135試合に出場、73ゴールを記録し、スコットランドで圧倒的な存在感を放っている。 シティ・フットボール・グループが株式の一部を保有する横浜F・マリノスで成功を収めた後にセルティックの指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー(現トッテナム監督)と共に、古橋は契約を結んだ。 ヴィッセル神戸では、現在グアルディオラ監督のアシスタントであるフアン・マヌエル・リージョの下でプレーした経験もある。 マンチェスター・シティには古橋にまつわる詳細なレポートがたくさんあることだろう。彼らにとって十分な決定力を持つとはいえないものの、古橋の経歴を考慮するとハーランドの二番手としては理想的かもしれない。頭角を現してきた次世代のスターであり、アルゼンチン代表としてワールドカップ優勝を経験したアルバレスはその役割を終えたからだ。 チェルシー戦の勝利の後、ハーランドは久しぶりに「痛みがない」と話した。もし古橋がシティに加入すれば、大一番でこのノルウェーのスターを押しのけて出場することはないとしても、試合数が増えるUEFAチャンピオンズリーグやFIFAクラブワールドカップにおいてハーランドの負担を減らすことに大いに役立つだろう。