【大村ボート(ナイター)GⅢオールレディース】前回地元予選トップの山口真喜子に暗雲「今回は軽自動車です」
<5日・大村ボート・前検日> 山口真喜子が地元連続優出を目指す。8月行われた当地お盆戦では、下條雄太郎ら長崎の強豪をはねのけて予選トップ通過。準優進出戦で3着に敗れて、優勝戦は3着に終わったが、節間を通して大きな存在感を示した。 その前回地元戦は、当地メーカー機候補の60号機のハイパワーもあって、見せ場を大いに作った。しかし、今節引き当てたエンジンは2連対率22%の低素性機。「60号機が引きたかった。今回のエンジンは行き足が悪そう。バックも周りに半艇身は出ていかれる感じ。60号機がレクサスならば、今回のエンジンは軽自動車です…」。最近購入した愛車をたとえに、分かりやすく機の現状を教えてくれたが、その表情はどこか悲愴(ひそう)感が漂っていた。 「整備できるならば、整備したい。足が良くなるように頑張ります」。前検後は整備士と話し込み、熱心に本体を点検する姿が見られた。1走目の初日2Rまでに機力を上積みさせて、連勝した前回当地戦のような好スタートを切る。