侍Jに立ちはだかる台湾投手陣 ロッテで44試合登板、プレミアベストナイン右腕も
代替選出の32歳は元西武の最速151キロ
最後の1人は32歳右腕の郭俊麟(クォ・チュンリン=カク・シュンリン)投手(統一ライオンズ)だ。2014年のオフに西武に入団。1年目の2015年は主に先発として21試合に登板し、3勝7敗、防御率5.31という成績を残した。その後、2019年まで西武に在籍し退団した。2020年CPBLドラフト会議で富邦ガーディアンズから2位指名を受け入団したが、同年はトミー・ジョン手術のリハビリのため登板なしに終わった。 その後台鋼ホークスを経て、今季は統一ライオンズで主に先発として20試合に登板し、最速151キロのストレートとチェンジアップを武器に3勝7敗1ホールド、防御率4.74という成績をあげる。台湾代表歴も豊富で、2015年のプレミア12、2017年のWBCに出場している。今回のプレミア12では他投手のコンディション不良により、代替選出され、活躍が期待される。 日本野球をよく知る3投手が、日本戦で登板する機会があるか。楽しみに待ちたい。 ※情報は10月29日時点のもの
「パ・リーグ インサイト」高木隆